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プラントの概要
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プラントの構成
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ベルトコンベアー
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受材フロアー
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ターンヘッド
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計量器
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プレミックスシュート
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ミキサー
*現在一般に使用されているコンクリートプラントは、そのほとんどがバッチ式である。このバッチ式コンクリートプラントをバッチャープラントと呼んでいる。バッチ式には、計量・混合・排出を一回ごとに区切って行うものであるからコンクリートの種類に応じて配合の切換や、混練時間及び混練容量の管理が正確に行える。
◎骨材供給装置・・・・・受材ホッパー、供給ゲート、供給ベルトコンベアー、等
◎セメント供給装置・・・・・セメントサイロ、下部スクリューコンベア、バケットエレベーター、等
◎水、混和剤供給装置・・ポンプ、混和剤攪拌槽、等
◎バッチャープラント本体各材料の振分け、貯蔵、計量、混合、排出の各層
以下、主な構造を写真でご説明します (写真提供:日工株式会社)
コンベアーとは、粉・殻類・鉱石・石炭・その他バラ物材料及び箱物・袋物・俵などの荷物を連続的に運搬する機械装置であらゆる産業に利用され、能率及び安全向上、運搬費の低減自動化の推進、ひいては原価の低減等に重要な役割をはたしている。今後もコンベアーの利用の道は日々に開拓され、ますます広範囲に特殊なコンベアーが製作されていく。
「傾斜ベルコン、引出ベルコン」
骨材の供給は生コンクリート用各種骨材を貯蔵設置からバッチャープラント貯蔵槽に送る設備で、一般に貯蔵設備下端の供給ゲートから排出され、引出ベルトコンベア、傾斜ベルトコンベアに乗せられ受材室に送られる。受材室内では、ターンヘッドによりプラント各々の貯蔵槽に送込まれる。この骨材供給設備は、プラント運転サイクルの能力不足やコンクリートの品質にも関係する重要な設備であり、また配置の関係によっては設備費も相当なものになる。
「受材フロア・ヘッドフレーム」
地上の骨材のストックヤードより、ベルトコンベアー等で運搬された骨材(砂、砕石)をプラント本体の各貯蔵槽に振分けるのがターンヘッドの役割である。機種によって貯蔵できる骨材の数は違うが骨材の数だけ停止するよう、近接スイッチにて制御される。ターンシュートの停止位置を変更する場合は、円盤に取付けられている取付金具のボルトを緩めるだけで調整は可能である。
「ターンヘッド」
所定のコンクリートを生産するために貯蔵されたコンクリート材料(骨材・セメント水等)を一定量計量する装置及び、槽が必要である。計量器としては機械式と電気式がある。
「セメント計量器」
「骨材計量器」
「水計量器」
計量された各材料はミキサに投入され混練されることになるが、 バッチャープラントにおいて投入及び混練の過程は、プラントの評価を決定する重要な要素の一つである。計量槽より材料をいかに投入するか、またミキサを充分理解し、日常の保守管理を徹底することによって良質のコンクリートを製造し、プラントの能力を最大限に引出せることになる。
「プレミックスシュート」
ランアラウンドスパイラル方式によるすばやい混練ができる。形状は軸方向に長く数多くの羽根がスパイラル状に組み合わされているのでライナとの間にある骨材には圧力が加えられず骨材を平面的に高速移動させ循環混合される。この運動を称してランアラウンドスパイラル方式という。この作用は、軸の上に骨材が持ち上がる際に移動し、軸下の骨材は又、反対側の軸によって移動させられてきた骨材とぶつかり合い、さらに2軸の羽根で交互に切られることにより練上げられる。
「ミキサ」
「ミキサエア軸シール」
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